IBJ成婚白書とは
2026年9月6日 更新
IBJ成婚白書とは、IBJ(日本結婚相談所連盟)に加盟する結婚相談所で成婚退会した会員のデータを集計した資料です。毎年発行されており、成婚者の年齢・在籍日数・お見合い回数・交際日数・年収・学歴・職業といった項目について、実際の活動実績にもとづいた数字が公表されています。
何を集計した資料か
白書の対象は、IBJに加盟する結婚相談所で成婚退会した会員です。2024年版では、成婚退会した15,374名のデータが対象になっています。白書自身も「IBJの結婚相談所で成婚退会された15,374名のデータを扱っており、一般の婚活者や結婚カップル全体の傾向を示すものではありません」と注記しています(出典: IBJ成婚白書2024)。
主要な数字(年版と出典つき)
| 指標 | 数字 | 年版 | 出典 |
|---|---|---|---|
| 成婚者数 | 8,624名 → 15,374名(5年で約1.8倍) | 2020年版〜2024年版 | IBJ成婚白書 経年比較 |
| 男性の在籍日数中央値 | 342日 → 303日 | 2020年版〜2023年版 | IBJ成婚白書 経年比較 |
| 交際日数の最多レンジ | 90〜119日 | 2020年版〜2023年版 | IBJ成婚白書 経年比較 |
| 交際移行率(お見合い→交際) | 約40%(年代別42.9%/40.1%/41.9%) | 2024年版 図2_4 | IBJ成婚白書2024 |
| 年代別成婚率(男性) | 〜29歳42.5%/30〜34歳49.0%/35〜39歳46.2%/40〜44歳39.0%/45歳〜23.6% | 2024年版 図2_7 | IBJ成婚白書2024 |
| 学歴別成婚率(男性) | 大学院卒53.9%/大学卒40.6%/高校卒23.8% | 2024年版 図2_17 | IBJ成婚白書2024 |
| 成婚率の定義 | 成婚率=成婚者数 ÷(成婚者数+退会者数) | ミライラボ解説記事 | IBJ結婚みらい研究所 |
| 50代以上の成婚数 | 348名 → 1,389名(8年で約4倍) | 2017年〜2025年 | IBJ結婚みらい研究所 成婚白書2025解説 |
毎年同じ数字が出るわけではない
2020・2021年版は平均値・中央値・最頻値を伴う集計表が中心でしたが、2022年版以降はグラフと解説文が中心の構成に変わり、平均お見合い回数や平均年収など一部の指標は数値として公表されなくなりました。そのため年版をまたいで比較するときは、「その年に明記されている数字だけ」を使う必要があります(出典: IBJ成婚白書 経年比較2020-2024)。
ジムリッジではこう見ています
成婚白書は公式な資料として信頼できますが、「一般の婚活者の傾向ではない」という注記を抜きに数字だけが独り歩きしやすい資料でもあります。私は、白書の数字を紹介するときは必ず年版と出典をセットで示し、単一の数値で言い切れないところは幅を持たせて伝えるようにしています。
よくある質問
Q:IBJ成婚白書は誰の婚活にもあてはまる数字ですか?
あてはまりません。白書自体が「IBJの結婚相談所で成婚退会された会員のデータであり、一般の婚活者や結婚するカップル全体の傾向を示すものではない」と注記しています。
Q:成婚白書はどこで見られますか?
IBJおよびIBJ結婚みらい研究所が発行・公表している資料です。年版ごとに構成や公表される数値の粒度が異なります。
Q:毎年同じ項目が公表されていますか?
いいえ。2020・2021年版は集計表が中心でしたが、2022年版以降はグラフと解説文が中心の構成に変わり、同じ指標が毎年同じ形式で公表されているわけではありません。